5W1H力を上げるにはコレ【答え:質問力】

おはこんばんちわ、hirokiです。

みなさん、ビジネススキルで重要な5W1Hの力を上げようと思った時、どんなことを考えますでしょうか?

☑ビジネススキルを上げたい
☑コミュニケーションを円滑にしたい

ビジネススキルで思い浮かぶのは、「やはり、英語は話せないと・・」「今は、プログラミングもできないと・・」「雑談力でしょ!」「プレゼン力がないとだめだ」色々ありますが、おそらく、比較的簡単に習得できて実践できるのが、「質問力」ではないでしょうか。

質問力を通して5W1Hを磨いていきましょう。

本の内容で気になるポイントを記載していきます。それでは、どおぞ!

目次

5W1H力を上げるにはコレ【答え:質問力】

今回、私が読んだ本が↓です。

博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす「質問力」って、仕事を有利に進めるスキルなんです。

どんな感じの本?

・メインとなる3人の登場人物がストーリーだてて話が進む
・大きく5つのパートに分かれている
・文字も比較的大きく、会話で進んで行くので読みやすい

ストーリーは5日間で進んでいきますので、合わせて1日1パート読んでいくと良いと思います。

各パートで重要な内容を記載していきます。

  • 1Day 「自分に対する質問力」を磨く
  • 2Day 「聞く姿勢」を磨き上げる
  • 3Day 5つの「質問の型」で的確な答えを導く
  • 4Day 「裏質問」で相手の本音を引き出す
  • 5Day 「巻き込む質問テクニック」で自分の意見を通す

1Day 「自分に対する質問力」を磨く

講義1 あなたはまだ「質問力」の本当の効果を知らない

①ビジネス上もっとも大切な「対話」をしながら、自分の仕事を有利に進める力が「質問」にはある

②問うことで、常に有利な立場を確保し、相手に答えさせることで、自分に有益な情報を得ることもできる。

講義2 まずは、自問自答で脳を「質問体質」に変えよう

①例えば、今、あなたは「疲れたなあ」と感じている。ここで、自分に「質問」してみましょう。「私は今、なぜ疲れているのか」と。

②「なぜ今日はこの服を選んだの?」「なぜ、自由に座っていいはずなのに、この席に座ったの?」「なぜ、この講義に申し込んだの?」
少し考えればいくらでも「質問」が浮かんでくるはずです。

講義3 「クエスチョン・メモ」のすすめ

①「書く」という動作を組み入れて、雑念に流されないようにすることです。つまり自分の頭に浮かんだ「質問」を書き出すということです。

②文章の頭に「?」をつける。すぐに質問だとわかるようにするためです。

③電車の中だけではありません。こうして講義を聞いている時も、「?」をつけて質問を書いていく。本を読んでいても、重要な箇所に線を入れるだけでなく、内容に対する質問を書いていく。

講義4 解決策のない質問は禁止にしよう

①「質問」は、その先に解決策や展望があることが大事なのです。今の質問を「どうして忘れちゃったのよ」から「どうすれば、いいだろうか」に変えてみてください。

②「どうして」という原因を探る質問ばかりしていると、「私はバカだから」などとネガティブな答えしか返ってきません。

講義5 好きな人、ものへの熱い「好奇心」を思い出そう

①「あなたのことをもっと知りたい!」

②「質問力」とは、「あなたのことをもっと知りたい」「あなたの会社をもっと知りたい」「この商品をもっと知りたい」という気持ちが
真ん中にあります。

2Day 「聞く姿勢」を磨き上げる

講義1 会話の第一声を「質問」からはじめよう

①たったこれだけで、私が質問する側、あなたが答える側、雰囲気が醸成されました。先行後攻を決めるかのように、私が質問する主導権を握ったわけです。

②「会話はこちらの質問からはじめて、相手に答えさせる」

講義2 名司会者に学ぶべきこと

①自分の反応を相手に伝えるために最も大切なのが「アイコンタクト」です。相手におへそを向ける、あごをまっすぐ上に上げる、肩の力を抜く

②大切なところになったら相手の鼻の頭を見て話すこと。

講義3 「聞く姿勢」の基本スタンスとは何か?

①いちいちひっかかっては、相手の本音を引き出して、よりよい解決策を考えるという本題から外れてしまいます。

②「相手の立場になって聞く」ことを忘れない

③まずはあなたが、相手の立場になって考える。それが「聞く姿勢」の基本スタンスです。

講義4 モノマネで相手の「心の声」を聞く

①心理学では「ペーシング」といいます。

②相手の感情、相手の話の速さに自分を合わせてください。しっくりこないのは、2人のコンディションが違うからです。

③「聞き上手」は「モノマネ上手」だということ。下手な人は、自分に固執しすぎて人の話を聞いていません。

講義5 会話全体の7割を聞くことに使おう

①1時間打ち合わせをすると、7割以上の時間を「聞き役」に徹するのです。

②時折「私もそう考えます」「そこは意見が一致しますね」と共感の言葉を入れてきます。極めつけは、「質問」に対する私の答えに「ああ、私と同じだ。どうして私がそう考えるかってわかったのですか」と嬉しそうに語りかけてくる。

3Day 5つの「質問の型」で的確な答えを導く

講義1 質問の型① 主語を「あなた」に変える

①話すときの主語を「私」から「あなた」へ変える

②「あなたは○○ですか?」と2人称の疑問形を発言の中心にするだけで、簡単に「質問のスタイル」が出来上がります。

③最初に「私は○○と感じました。あなたはどのように感じましたか?」と、自分か感じたこと、実感を自己開示してから「質問」する

講義2 質問の型② 「5W1H」を会話文にに取り入れる

①「いつですか(When)」「どこでですか(Where)」「誰がですか(Who)」「何をしたんですか(What)」「なぜですか(Why)」「どうすればいいんですか(How)」

②「質問」の内容を深く考えなくても、「5W1H」を使いこなせば、ある程度の「質問力」は発揮できます。

講義3 質問の型② 「タテ型ドリル」で核心に迫る

①同じテーマを立てに、タテに深堀りしていきます。それも、「5W1H」を活用して。

②相手に心をひらいてもらうには、「ここだ!」というテーマを決めて、3回程度は深堀りするようにする。

講義4 質問の型④ 「現実」と「理想」の差を質問で浮き彫りにする

①「現実を質問する」「理想を質問する」そのあとで「この差をどのように埋めていきますか」と尋ねると、相手は必死に考えるはずです。

講義5 質問の型⑤ 「起承転結」に当てはめて尋ねよう

①下手な「質問」は「先生、どうして、乙姫は浦島に玉手箱を渡したんですか?」と「承」だけ。これではいくら時間が短くても「質問」の範囲が広すぎて、シャープな答えは返ってきません。

4Day 「裏質問」で相手の本音を引き出す

講義1 本心を明かさない人には「一般的には○○?」と尋ねよう

①心理学でよくつかう「投影法」を利用してみる

②個人の意見として質問せず、「あなたの年代は」「働く女性としては」「時間に追われている人は」などと、その人が投影しやすい一般論で「質問」する。その中に「本音」が必ず含まれているのです。

講義2 相手の現状を質問して「心の壁」を取り払う

①「よくやっているじゃないか」と部下に対して、現状を肯定した時に「○○が今、問題になってます」など、自ら課題点を言うようになります。

②「私のような外部の者、あるいは素人にはこれでいいように思えますが、専門の方から見るとまだ足りないところがあるでしょうか」と、相手を再び工程した上で、「質問」を重ねます。

講義3 「行動」を質問すれば展望は一気に開ける

①ビジネスの多くのシーンに限って言えば、間違いなく「あなたはこれからどう動くのですか」ということを聞きたい。それさえわかれば、こちらの行動の指針も立つし、考える方向性も見えてくるものです。

講義4 「ひとつだけいいですか?」で相手の緊張の糸をゆるめる

①「最後にひとつだけ、よろしいですか」という質問

②「最後にひとつだけ。正直、今の議論、どう思いました?」と全体の感想を聞く

講義5 「ヒーローインタビュー」で相手の自己肯定感を満たす

①「ヒーローインタビュー」とは、その人を物語の成功者、勝者として、その心境や成功に至るまでの努力を聞き出すもの。

②中でも大切なのは、「過去の苦労話」です。「どんな苦労を乗り越えて、成功したのか」という「質問」をすると「一時はどうなるかと思った」と一番苦しい時期を語りだし、そこから成功するまでの「信念」や「執着」、「こだわり」が見えてきます。

5Day 「巻き込む質問テクニック」で自分の意見を通す

講義1 話の流れに「方向指示器」をつける

①いつもの会話よりも「接続詞」を意識的に使う。

②接続詞をつけた「質問」を会話に織り交ぜることで、脱線したり、滞ったりする話の主導権を握ることができる。すべて「質問」
の形で聞くことによって、あなたの意のままに相手は考えてくれます。

講義2 「質問」におけるキラーワード

①具体的に>例えば>この他に この順番

②いきなり「この他に」と聞いてしまうと、発言を全部否定することになる。「具体的に」を最後に聞くと、ここまで理解していないと捉えられます。

講義3 「○○ということは?」で相手に考えをまとめさせる

①一般の会議や交渉の場では、質問者の話をまとめるよりも、相手に自分の頭でまとめさせたり、定義づけさせたほうがいい。
そのほうが、気づきもあるし、脱線していたことへの反省も促せます。

講義4 相手の反応がガラリと変わる「質問会話法」

①同じ内容でも、「質問」で話を小分けにして話す。「質問」で相手の反応を取り入れながら話すようにしましょう。

講義5 ここ一番の場面でこそ「質問力」が武器になる

①○○、お前の完璧なんてのは、所詮、お前の中の完璧なんだ。自分の意見へのこだわりなんて早いところ捨てて、人の意見を
巻き込める強さを身に着けろ。人を巻きこんで、意見を強く太くしろ

5W1H力UP=質問力UP>ビジネススキルUP

重要なポイントだけを列挙したのですが、本を読まれていなくても言っていることはわかると思います。

総括として、業種や職種、立場など様々な状況下でも使えるスキルだと感じました。ここが、簡単にビジネススキルを上げれる理由の一番の点だと思います!

一つや2つでも実践に取り入れることで、ビジネススキルは格段に上がっていくと考えます。これから、一つ一つの会議、家族との会話など実践できる場は山程あると思います。

是非、一緒にビジネススキル「質問力」を上げていきましょう!

参考になりましたでしょうか。
では。

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