おはこんばんちわ、hirokiです。
「会社を辞めたいと思っているが、このコロナ渦でも大丈夫か?」、「次の会社の給料や業務内容は良いが、自分に合っているのか?」など悩みを持っている方、多いと思います。
☑給料が上らず、他の会社が羨ましいと思っている
本記事では、会社を辞めるための判断をどのように考えていくか?また、その具体的なステップについて解説をしていきたいと思います。
それでは、どおぞ!
【3つのステップが必要】会社を辞めるための決断をするには?
会社の業務内容や給料、人間関係などが原因で衝動的に辞めてしまうケースもありますが、やはりその人にも会社にもよくないです。そして、明確な転職タイミングなんてものもありません。
しかし、限りなく正解に近い会社を辞めるタイミングはあると考えます。
データで情報を知る
具体的な解説の前に、世の中の情報を知ることも重要です。
企業規模による賃金の違い
外資系や一部のベンチャー企業はかなり賃金が高いですが、国内企業においてはまだまだ年功序列や最終学歴によって、賃金の違いはでています。
生活基盤の安定を図る生活設計
引用:公益財団法人 生命保険文化センター
職種や業種による賃金の違い
30代、40代となるとなかなか今までやってきた業務を180度変更するのは難しいと思いますが、少しの変更が可能なら積極的に路線変更してもよいと考えます。
平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
引用:DUDA
平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
引用:DUDA
さらにいうと、都道府県別で見ても賃金に差は出てきてしまいます。これは、首都圏の方が様々な企業がありますし人も多いので、それに応じてファーストフード店やカフェなどのお店も増えて、賃金も上がっていくという仕組みです。
都内だと家賃も高いですから、あくまで賃金だけを見た場合ということになります。
辞める理由
転職サイトででている辞める理由のデータです。
本音と建前は必須? 退職理由ランキングと好印象な伝え方・例文
引用:マイナビ転職
転職理由と退職理由の本音ランキングBest10
引用:リクナビNEXT
サイトによって、お金なのか仕事なのか特色はありますが、概ね同じような項目はランクインしてきていると思います、
ステップ1:会社に居る理由と辞める理由
本記事における最も重要なポイントとなります!
前提が長くなってしまいましたが、ここから具体的なステップになります。非常に簡単です。
ステップ1-1:理由を洗い出す
会社に居る理由と辞める理由を5つまで書き出します。
居る理由 | 辞める理由 |
残業が少ない | 給料が低い |
休みが取りやすい | 評価がされない |
人間関係は良好 | 上司と合わない |
リモートワーク | 仕事がつまらない |
仕事は面白い | 社風が合わない |
辞める理由で実際は5つもないかもしれませんが、自己分析をするためにもしっかり5つ出します。
ステップ1-2:点数と重み付けをする
ステップ1-1で出した理由に点数と重みを付けていきます。
点数は1位を「3」、2位を「2」、それ以外を「1」で点数をつけていきましょう。
重みはご自身でカテゴリの重みを付けましょう。点数と同じように「3」〜「1」で重みを定義します。
●待遇関連:3
●人間関係:1
●仕事内容:2
●職場環境:1
●社風:1
※この5つには分類されると思います。
カテゴリは任意に変更、増減OKですが、3〜5つくらいで見るとわかりやすいです。
上記の重み定義を元に下表の重みに点数を入れていきます。
居る理由 | 点数 | 重み | 辞める理由 | 点数 | 重み |
残業が少ない | 1 | 3 | 給料が低い | 3 | 3 |
休みが取りやすい | 3 | 3 | 評価がされない | 2 | 3 |
人間関係は良好 | 1 | 1 | 上司と合わない | 1 | 1 |
リモートワーク | 2 | 1 | 仕事がつまらない | 1 | 2 |
仕事は面白い | 1 | 2 | 社風が合わない | 1 | 1 |
ステップ1-3:計算しましょう
ステップ1-2で出した「点数」と「重み」を掛け算してみましょう。
居る理由 | 評価点 | 辞める理由 | 評価点 |
残業が少ない | 3 | 給料が低い | 9 |
休みが取りやすい | 9 | 評価がされない | 6 |
人間関係は良好 | 1 | 上司と合わない | 1 |
リモートワーク | 2 | 仕事がつまらない | 2 |
仕事は面白い | 2 | 社風が合わない | 1 |
合計:17 | 合計:19 |
この合計数値があなたの本当の考えを数値化したものです。何となくではなく、実際に数値化してみると見えてくるものもあります。今回の例では、「辞める理由」の方が数値が高かったので、辞めた方がよいという結論になります。
ステップ2:転職サイト&エージェントへ登録
辞めるにせよ辞めないにせよ、自身の市場価値を客観的に把握するためにも登録はしましょう!
スカウトは「有り」にしておくほうがよいですが、まずは「無し」でもよいので、登録自体は無料ですのでデメリットはゼロです。公開設定もできますので、今の会社に見られないようにしておきましょう。
ステップ3:転職サイト&エージェントのプロフィールを充実させる
ステップ2で登録した、サイトのプロフィールを充実させましょう!
命をかけるくらい、「具体的に」「細かく」「わかりやすく」「何ができるのか?」をしっかり記載しましょう。
ここを細かく記載することで、今の自分の不満、やりたいことなどが洗い出せますので、一石二鳥です。
辞めるタイミング
ここまで来たらあとは辞めるタイミングですね!
昔ながらの言葉ですが、「立つ鳥跡を濁さず!」こちらが基本かなと思います。
いくら嫌だからといって、ソッコー辞めるのは会社や同僚に対して失礼です。同じ業界で転職するなら、仕事上会う可能性もありますので、先も考えてタイミングは決めましょう。
まずは「会社の規定」を調べて、どんな流れでやめればいいか確認し、あとは引き継ぎなどの時間も考慮して辞める2〜3ヶ月前に申告するのがベストかと考えます。このへんの詳しい記事は後ほどUPしていきたいと思います。
まとめ
今回、会社を辞める決断をする際に考えたほうがよいことについて解説をしてきました。
実際に転職できるかどうかは各々ですが、この3ステップが最低限やるべきことです。こちらのステップを踏まずに辞める行動を行っても満足いく結果にはならないと思われます。
兎にも角にもまずはご自身の分析が重要です!
そして、「居る理由」を「辞める理由」がうわまったら辞める!非常にシンプルです。
シンプル思考で生きていきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
では。