おはこんばんちわ、hirokiです。
初心者の方でこれからSEO対策をやっていくのに、やり方って悩まれていませんか?
☑もう少し体系的に勉強したい方
それでは解説をしていきます。どおぞ!
SEOとは?
このセクションでは、SEOの重要となる基礎について記載していきます。
SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語で「検索エンジン最適化」と呼ばれています。指定のキーワードで、自社のWebサイトを検索結果の上位に表示させるためにはどうしたらいいか考え、対策すること。
TOP3は「広告」とあるので、リスティング広告となります。SEOの1位は赤枠のところになります。つまり、FXというキーワードに対して、Yahoo!ファイナンスのサイトは一番強いサイトということになりますね。
Googleの方針
Googleの方針:コンテンツ重視
「良質なコンテンツ」「役立つコンテンツ」をたくさん掲載しているWebサイトがGoogleから高い評価を受けます。
数年前までは、SEOに取り組むにあたって、Webの構造、HTMLタグ、キーワードの出現頻度など様々なことを考えないといけなかったため、SEO業者に依頼をしなければいけなかった。
「顧客のため」を考えて取り組んでいることがそのままGoogleからの評価を受けやすい。
Yahoo!検索のアルゴリズムはGoogleなので、Googleベースの対策でOK!
検索エンジンの仕組み
下の図を見てください。
- Webサイトができたら、「クローラー」がWebサイトを巡回します。
- 「インデクサ」がデータベースに情報を格納します。(※index:インデックス)
- ユーザーが検索をします。
- 「サーチャー」がデータベースから、ユーザーのほしい情報を見つけにいきます。
- 検索結果に反映されます。
Webサイトができて、ユーザーが検索する。ということは裏側でこんなことが行われています。
インデックスされているページ数を確認する方法
Googleの検索窓で「index:調べたいサイトのURL」
こちらで、どれだけのページがGoogleにインデックス(認識)されているか確認ができます。
検索エンジンのアルゴリズム
アルゴリズム:点数付けて検索結果を決めるルール
アルゴリズムには大規模から小規模まであり、アップデートの頻度は毎日と言われています。
その中でも、「パンダアップデート」と「ペンギンアップデート」はメッジャーアップデートと呼ばれており、このアップデートが入ると順位が大きく動いたりしますので、数々のSEOコンサルタントや事業主を悩ませています。
重複コンテンツはNG
重複コンテンツ:低品質なコンテンツとみなされ、順位が下る
Googleの新しい制度で「YMYL:Your Money or Your Life(あなたのお金、もしくは人生)」という、人のお金や人生を左右してしまうような内容は上位にあがりずらくなっています。例えば、「頭痛がする原因は?」と調べていて、医者や専門家でない素人が書いた記事を参考にしてしまいさらに悪くなったりしてはまずいですよね。なので、信頼性がない執筆者の記事は上がりづらいというわけです。
別の例になりますが、通販などのサイトによくあることですが、
同じ色のバッグがあって、ページが複数あったとすると、Googleは重複とみなす場合があります。
<link rel=”canonical” href=”http://aaazzz.com”>
※<head>から</head>の間に記述
モバイルフレンドリー
モバイルフレンドリー:モバイル端末で表示したときにも、「見やすく使いやすい」様にしておくこと
モバイルフレンドテストサイト:https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
↓Googleの検索ページですが、以下のように結果が表示されます。
音声検索
今では、スマホの普及により、音声検索の需要も高まっています。また、シニア世代では指で操作するより音声の方が検索しやすいというデータもあるようで、ますますSEO対策が難しくなっていきます。
動画SEO
主に、Howto系の動画が多いように思えますが、動画に対するSEO対策も必要になってきます。
- YouTubeなどの動画掲載サイトへリンクさせる
- Webページに埋め込む(コンテンツ力UP
SEOに最適なWebサイト
このセクションでは、SEOに最適なWebサイト構造について記載していきます。
SEOに効果的なサイト構造
ツリー構造で組み立てる:クローリングされやすいように浅い構造
一般的には「2クリック」でどんなページにも遷移できるとよいです。また、SEOで重要な内部施策の一つである「内部リンク」。こちらも関連性の高いページへリンクさせることで、Googleのクローラーがクローリングしやすくなります。
クローラビリティ
クローラビリティ:クローラーが巡回しやすいようにしておくこと
代表的な対策としては以下になります。
シンプルで分かりやすいURL
例)URL:https://www.google.com/
GoogleのURLがあります。この下層のページでブログを書いたときに、「https://www.google.com/202105-blog_abc_1234」こんな感じで、日付やナンバリングなどが入る場合がありますが、正直あまりよくないです。人が見ても何のページかわかりません。記載するなら、「https://www.google.com/seo-howto/」などとわかりやすくすることで、SEO対策となります。
赤枠のところになります。こちらがあると、わざわざ戻るボタンを押さなくても見たいページへ遷移することができます。
表示スピードの改善
URL:PageSpeed Insights:https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
こちらにアクセスして、スピードを計測したいURLを入力することで、そのサイトどのくらいのスピードがあるのか確認することができます。
このページを下までスクロールさせていくと、改善点などを見ることができます。
コンテンツ
Googleはコンテンツを重要視しています。その中でも以下のようなページがあると、SEOの順位が上がっていきます。
- 自分の体験談を書く・・・やってみた系でOKです。ブログのところになると思います。
- 取材・インタビューによるお客様の声・・・事例のところになると思います。
- テキストが使えるところは画像よりもテキスト・・・Googleのロボットはテキストの方を重点的に拾います。
- FAQ(よくある質問)ページを作る・・・こちらもユーザーのため。オリジナルコンテンツとなる。
リンク対策
リンク対策も重要なSEO施策の一つとなります。リンク対策には内部リンク対策と外部リンク対策と大きく2つあります。
外部リンクと内部リンク
リンクはユーザーを最適な場所に導くリンクが、正しいリンクといえます。
リンクの種類 | メリット | デメリット |
外部リンク | 巡回するロボットを呼び込める。また、良質なサイトからの外部リンクがあると、評価が上がる | 変なサイトからリンクを受けると、評価が下がる |
内部リンク | クローリングしやすく、ユーザーも回遊しやすくなり、サイトでの滞在時間が伸びる | なし |
被リンクと発リンク
以前は外部リンク至上主義でしたが、今は、しっかりと内部リンク対策をしましょう。外部リンクはないよりはいいというレベルです。更にいうと、100のゴミサイトからリンクを受けるより、1つの優良サイトからリンクを受けるほうが断然よいです!
アンカーテキスト
アンカーテキストとは、他のWebページへのリンクに表示する文章のことです。
アンカーテキストの記述は以下のようになります。
<a href=”URL”>アンカーテキスト</a>
この「URL」のところに遷移させたいURLを記載、「アンカーテキスト」の部分に実際に表示させる文言を記載します。
- リンク先の内容がわかるようなテキストにする
- テキストの中に対策しているキーワードを盛り込む
例)
①セミナーはこちら → https://aaabbbccc.co.jp/seminar
②セミナーはこちら
③SEO対策セミナーはこちら
↓↓↓
①セミナーはこちら → <a href=”https://aaabbbccc.co.jp/seminar”>https://aaabbbccc.co.jp/seminar</a>
②セミナーは<a href=”https://aaabbbccc.co.jp/seminar”>こちら</a>
③SEO対策セミナーは<a href=”https://aaabbbccc.co.jp/seminar”>こちら</a>
こちらの例で言うと、③が一番よい記述と言えます。
Webサイト分析
このセクションでは、Webサイトの分析に使うツールや見るべきポイントを解説いたします。
検索順位を調べる
兎にも角にも、自分のサイトの順位(現状)がわからなければ、何をすべきかもわかりません。以下、ご紹介ツールを使い検索順位を把握しましょう。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)
Webサイトがあり、Googleアカウントがあれば、だれでも無料で利用できるツールプラットフォームです。
サイトをGoogleがどう評価しているかをチェックすることができます。具体的には、どのようなクエリでユーザーがサイトへ訪れているか、コンテンツをGoogleに登録したり、サイトで問題があれば通知を受け取れたり、Google検索ページにおける表示の確認をすることができます。
サーチコンソールは、様々な場面で役に立つツールになりますので、完全に入れ得になります。
検索順位チェッカー
Google、Yahoo、Bingについて、入力されたキーワードで検索したときの対象URLの100位までの順位を取得することができます。調べるための条件を保存できたり、結果をCSVでダウンロードできたりしますので、大変便利です。
SEOチェキ!無料で使えるSEOツール
SEOチェキは、無料の検索順位チェックツールで、昔からあり定番となっています。検索順位だけではなく、サイト内のSEO対策状況チェックやキーワード頻出回数、発リンクなどのも合わせて確認できます。無料の中では、機能が多いと思います。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)
こちらもGoogle Search Consoleと同様に、Googleのアカウントがあれば無料で使えるツールになります。違いとしては、Google Analyticsはサイトへ流入したあとの、Webサイトでのユーザーの行動を確認・分析できるツールとなります。
今回は細かいことではなく、大枠の見るべき指標7選をご紹介。
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | チャネル | SEOがしっかりできていれば、「Organic Search」が多いハズ。 |
2 | 参照元/メディア | オーガニック検索の中でもどの媒体から流入してきているか見れる。 |
3 | ランディングページ | 最初に訪問したページ。ページ毎に対策がされていれば、数は多くなっていく。 |
4 | クロールエラー | サイトエラーまたはURLエラーがある時に通知してくれる。 |
5 | ユーザーサマリー | ユーザー数やページビュー数など、確認をしていきます。 |
6 | 行動サマリー | 滞在時間や直帰率、行動フローでの遷移を見ていきます。 |
7 | コンバージョン | それぞれの指標を見ていきます。 |
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)
Google Search Consoleですがあらためて、Webサイトの監視、管理してGoogle検索結果のサイトパフォーマンスを最適化できるようにサポートするツールです。
こちらも大枠の見るべき指標5選をご紹介。
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | 検索アナリティクス | WebサイトがどんなKWで検索されているかなどが見れる |
2 | サイトへのリンク | ロボットがクロール中に検出したリンクの数が見れる |
3 | インデックスステータス | GoogleにインデックスされたURLの総数を見ることができる |
4 | クロールエラー | サイトエラーまたはURLエラーがある時に通知してくれる |
5 | HTMLの改善 | Googleにインデックス登録されないコンテンツなど、問題点を指摘してくれる |
ホワイトハットSEO・ブラックハットSEO
SEOには、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOという考え方があります。ざっくり記載すると以下のようになります。
こちらというのが、Googleが推奨するガイドラインに沿って対策されているかどうか?とうことになります。
ブログSEO
このセクションでは、ブログのSEOについても少し触れていければと思います。
アクセス数の重要性
アクセス数(サイトへの流入数)というのは大変重要な指標の一つとされています。なぜならば、Googleが重要視するのはアクセス数が多く人気のあるサイトであるかになります。
上記の例だと、ブログAのTOPページが一番アクセス数が多いので、一見ブログAの方が良さそうですが、サイト全体で多いほうが評価が高いですのでブログBの方が評価が高いとなります。
専門性・権威性・信頼性
Googleは記事の信憑性に対して厳しくチェックしています。この記事でも述べたYMYLと同じような位置づけにあります。
項目 | 内容 | 対策 |
---|---|---|
専門性 | Webサイトやコンテンツの作成者が、特定の分野の専門家として認められる性質も持っている | Webページ内の目立つ部分にコンテンツの著者の肩書、氏名を載せ、氏名部分から著者のプロフィールページへリンクを貼ることが効果的です。 |
権威性 | Webサイトやコンテンツの作成者が、特定の分野において多くの人に認められている存在である | 権威のある団体、組織、学術機関、企業等のサイトからリンクされていると効果的です。 |
信頼性 | Webサイトの運営者および、Webサイトの内容自体が信頼できること | コンテンツ内にある主張や意見などに対して、エビデンス(データ、調査結果)があると効果的です。 |
※専門性・・・Expertise
※権威性・・・Authoritativeness
※信頼性・・・Trustworthiness
こちらもE-A-Tと頭文字をとっていわれます。
自社サイトブログの注意点
自社サイトでのブログには2種類あります。
- サイト内に同じレイアウトのブログを設置
- メリット:自社サイト内のページを気軽に増やせる
- デメリット:TOPページの目標キーワードと異なる記事だと、評価が下がる
- サイト内に別レイアウトでブログを設置
- メリット:自由なテーマの記事を増やせる
- デメリット:独自ドメインで作らないと、評価が下がる
その他の注意点になります。
- 文字数・・・800~数千文字は必要
- 独自性・・・他ページからのコピーは20%以内
- 読者ニーズ・・・サイトを分析し、読者ニーズの高い記事を執筆する
- 内容は厚く・・・内容はユーザーニーズに答えているか?滞在時間なども考慮する
- なるべく簡単に・・・同業者しか理解が難しい記事はかかない。初心者にも興味が湧くように
SEOに強い記事
ユーザーがブログにもとめていることは以下になります。
①気付き
何かを学ぶというより、何らかの事実を知る(気づく)こと
②学び
気づきのレベルを超えた、ある知識を得ること
③娯楽
読者に喜び、楽しみを与えること
④癒やし
病気などを治すことではなく、心理的な癒やしを与えること
⑤感動
その記事を読むことで、読者が心の高揚や関心をいただくこと
SEOに強い記事の書き方
SEOに強い記事5選をご紹介。
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | その道のプロフェッショナルが書いた記事 | 専門性・権威性・信頼性 |
2 | 実体験に基づいた記事 | 1次情報・・・実際に体験した情報 2次情報・・・ある人から聞いた情報 3次情報・・・情報元が誰かわからない情報 |
3 | 客観的な事実に基づいた記事 | 根拠を示す代表的な例は「根拠を引用」すること。参考サイトとしてリンクを貼る |
4 | ユニークな情報がある記事 | そのブログだから出せる情報などのユニークな記事 |
5 | 初心者向け記事 | もっとも読まれるのは初心者向け記事 |
SEOに強い記事の書き方
記事タイトル
- 対策キーワードを含める
ユーザーは自分が見たいページのイメージを検索キーワードに落とし込む - 記事タイトルがページのタイトルになる
h1と最初のh2が同じになるイメージ - 対策キーワードは最初の方に
SEO対策はの@@@@@ など - 注意を引く
「 【 】 」などを使って、注意を引
著者の信用
- 著者情報(冒頭)
記事の冒頭で名前や肩書を記載したほうが、Googleの評価が高くなる - 著者情報(最後)
SEO的には冒頭の方がよい。ユーザー心理から最初にあった方が安心するため
主張の根拠
- 事実に基づいた情報を提供する
自分が書く上に、客観的な根拠があるかどうか。PREP法もよく使われます - 信頼性の高い出典リンク
「出典」、「参考サイト」、「情報元」という形で示す
サイト滞在時間を高めるための工夫
- 内部リンク
サイト、ブログ内に関連性の高いページがあればリンクさせる - 著者に対する好感度を上げる
・リード文はその記事の要約となるので、その良し悪しで変わります
・初心者目線で書く
・著者や自社の自慢話しにならないようにする
・自社商品の宣伝はしない
・他社の悪口、社会の不満はかかない
内容のわかりやすさを高める
- ヘッダー画像
テーマにあったヘッダー画像(アイキャッチ画像)を使う - 画像(動画)
適切な位置に適切な画像(動画)を配置する - Hタグを使う
適度に、H3、H4など使っていく - 目次を使う
ボリュームや項目が多い記事は記事内目次を使います
記事紹介文
- メタディスクリプション
紹介文の目安は120文字くらいで、そのページの対策キーワードを最低1回、
最大2回程度含めると順位が上がりやすい
記事構成(導入文、リード文)
- リード文(導入文)
・読者がその方法を知らなくて困っていることに共感する
・過去に何らかの経験を積んでその方法を知ったことを示す
一番重要なのが、最後のリード文(導入文)となります。こちらには命をかけるくらい、しっかりと記載をしていきましょう。
本紹介
私がSEOを勉強したり業務に役立てた本をご紹介いたします。
いちばんやさしい SEO 入門教室
タイトルの通りやさしく、一番最初に読んでおいて損のない本だと想います。
沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—
SEOを中心とした、Webマーケティングをマンガのストーリーで読みやすくなっています。
読まれる・稼げる ブログ術大全
ブログ大全ですが、しっかりとSEOとはなんぞやが筆者の経験を元に書かれているので、説得力があります。
まとめ
Webサイト運営にせよ、ブログにせよSEO対策はかならず必要になってくる知識です。各パートの詳細なども今後解説していければと思います。また、マーケティングはSEOだけではございませんので、しっかり、勉強をしていきましょう。
参考になりましたでしょうか。
では。